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さらさく

Episode1

*捏造ポイント*
 ティアはヴァン暗殺を企てません。
原作同様に勘づくような出来事はありましたが、その場で問いただしてしまい、言いくるめられてしまっています。

本文は続きからどうぞ。


退屈な屋敷での生活の中で数少ない楽しみの一つ、ヴァン師匠の剣術の稽古。
だけどそれがある日だって終わってしまえばまた退屈に逆戻りだ。
こんなのがあと三年も続くなんてまったくもって憂鬱でしかない。

まさか、今すぐに屋敷から出る羽目になるなんてこの時はちっとも思ってやいなかった。

その日、俺はいつもより機嫌がよかった。
ヴァン師匠が稽古をつけにきてくれる日だったからだ。
その前の稽古の時に、そろそろ技を教えても良いだろうと言われてたのもそれに拍車をかけていた。

待ちに待ったヴァン師匠が来て、初めて技を教えてもらった。
教えてもらった技がうまくできるかどうか見てもらおうとした時だった。

「失礼します。ヴァン謡将に火急の用事があり、参りました」
凛とした声と共に神託の盾の制服を着た若い女が中庭に入ってきた。

「ティア、火急の用事とは?」
「モース様から、導師イオンの行方がわからないので早急にダアトへ帰還し、捜索隊を組め。とのことです」
「なんだと?導師の行方がわからないとは……」

ヴァン師匠はそこで一言切り、俺の方に向きなおった。

「ルーク。話の通り、ダアトに向かわなければならなくなった。すまぬが、今日の稽古はここまでだ」
「わかりました」

釈然はしないが、そう答えた。
以前、同じように神託の盾の任務の為、稽古ができないことがあり、それに対して不平を言ったら、父上から強くたしなめされたからだ。
と、そこで師匠と話をしていた女がこちらに向 かって跪いた。

「私はティア・グランツ響長です。先程はお邪魔をしてすみません」
 「グランツ…ってことは師匠の妹か?」
「はい」
 「ならそんな堅苦しいことしなくていーぜ。師匠には世話になってっからな」

そう言って立ち上がったティアに手を差し出して 握手をした。
その瞬間突然光と衝撃が走った。

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