引き続きねつ造満載。ジェイドの深刻なキャラ崩壊が見込まれます…。
はてさて、そんなプロジェクトから降ろされたジェイドは今現在何をしているかというと、同じくホドで魔物の軍用化の任に就かされていた。
彼はとてもイイ性格であったから、方々から恨みを買いやすい。それゆえに己が理論を手掛けたものが目と鼻の先にあるのに手が出せない屈辱を味合わされる羽目になったのだ。
このような状況になってもなおジェイドはレプリカの研究を進めることを諦めなかった。上からの命令で飛ばされたのであるならば、自分が上にのし上がればよいのだ。
そのためには、レプリカをより効果的に製作・維持できる理論を見つけ、かつ地位を上げるため気が進まぬものとはいえ現在の任をある程度、それこそ文句のつけられぬよう果たさなければならなかった。
ジェイドが目を付けたのは群れる習性をもつライガであった。
既に移動手段としての魔物の使役は確立されている。ならば攻撃・防衛手段としての使役方法を確立させればよいのだ。
群れをつくる習性のある肉食の魔物であれば何でも良かったが、あえて彼はライガと決めた。ライガは比較的身近な人を襲う魔物であり、その恐ろしさも知れ渡っている。そんなライガを手懐けることができたらどうであろうか?野生の危険なライガを減らすことにも役立つはずである。
挽回するためには一行動に利益と見えうる点が多いことが早道であると考えた結果だ。
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文量は少ないですがちまちま頑張っていきます。